本ぶすまを張り替える ~3~
6ふすま紙にノリをつける
あらかじめノリが塗られたふすま紙の場合は、スポンジを使ってたっぷりの水を裏面に広げて含ませて2~3分おいて紙が伸びるのを待ちましょう。
待つ間に、障子・ふすま用のノリを濃いめに溶いたものを、周囲2~3cmの部分にノリバケで塗りましょう。ノリ付きでないふすま紙の場合は、ハケでノリを全面に塗り広げましょう。床が汚れないように、作業はビニールシートなどの上で行いましょう。
7ふすま紙を張る
水で濡らしたふすま紙の上にふすまをのしましょう。柄物のふすま紙の場合は、天地を間違えないよう注意しましょう。
ふすまをふすま紙ごと裏返しましょう。この一連の作業は2人で行いましょう。なでバケで中央から外に向かって空気を追い出しましょう。
この際、表面に多少の凸凹ができていても、紙が濡れて伸びているせいなのでそのままで大丈夫です。ですが、明らかにシワができている場合は、いったんはがして張り直しましょう