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塗装について!

皆さんのお住まいは雨漏れなどは大丈夫でしょうか?雨漏れの多くは屋根から起こることが

多いですが、壁から雨漏れが起こることもあります。そんな壁からの雨漏れを、最前線で

防ぐ役割を果たしているのは塗装であるといえるでしょう。本日は、その塗装にについて、

お話したいと思います。

塗装とは、材料の表面を塗料の皮膜で物体の装飾や保護、防錆を目的とした表面処理の1つです。

塗装に使用される塗料には様々種類があります。塗装をする際は、そのお住まいの条件や、

お悩みに合わせ最適な塗料を選ぶことが大切になってきます。そこで次に塗料の種類や、

特徴などについてお話させていただきます。

まず塗料は大きく分けて、「水性塗料」と「溶剤型塗料」に分けられています。一般的には、

溶剤型塗料のほうが耐久性や密着性に優れているという印象がありますが、今現在では、

水性塗料も技術改新によって、大きく性能が向上してきています。どちらもメリットや、

デメリットはありますが、同じ樹脂を使用しているものであれば、さほど差はありません。

樹脂には様々な種類があり、使用されてる樹脂によって耐久性などが左右される傾向にあります。

塗料にはいろいろな機能を持った塗料があり、その中のいくつかをご紹介します。まず初めに、

防水性塗料と呼ばれるもので、住まいや建物は塗装をしてから何年かの歳月が経つと、劣化現象が、

起こります。劣化現象が最初に起こる時期というのは、その住まいや建物によってそれぞれ違いますが、

この現象は雨漏れの原因にもなります。防水性塗料は、塗装する際に特殊な伸びる塗膜ができるため、

劣化現象によってできた建物のすき間から、水が浸入するのを防ぐ役割を果たしています。

次は遮熱塗料と呼ばれるものです。真夏の屋根の上や外壁表面は、太陽光線により温度が、

50~80℃にも達します。遮熱塗料は、反射率の良い顔料を配合することで、近赤外線を効果的に反射します。

それによって、屋根の上や外壁の表面温度を下げ、屋内の温度まで下げるといった働きをしています。

次は防カビ塗料と呼ばれるものです。住まいや建物の立地条件によっては、沿岸部などで、

湿気が多かったりするせいでカビや藻が発生してしまい、それが原因で住まいや建物の劣化や、

美観低下の原因となります。防カビ塗料は、そんなカビや藻の繁殖を防ぎ、住まいや建物の

外観を美しく保つための役割を果たしています。

これら上記で挙げた通り塗料によって、それぞれの役割が変わってきます。そのため塗装をする際は、

その住まいが抱えている悩みを解決してくれるような塗料を選ぶことがポイントとなってきます。

次に屋根塗装を行う上での、メリットとデメリットについてお話させていただきます。まずはメリットです。

屋根塗装のメリットはいくつかありますがその中の5つをご紹介させていただきます。1つ目は、

防錆性が高まるということです。これは使用する塗料によって棟板金やトタン屋根などの、

錆の発生を防ぐといった働きがあるためです。2つ目は、防水性が高まるということです。

今の現状ですでに発生している雨漏りを止めることはできませんが、これから起こりうる雨漏りのリスクを、

減らすことができます。3つ目は屋根材の保護ができるということです。スレートや金属部分は、

雨風の影響などによって腐食してしまうことがありますが、塗装によってそれを防ぐことができ、

屋根の葺き替え工事が不要になったり、もしくは延期になったりすることがあります。4つ目は、

抗菌性が高まるということです。スレートのコケや、屋根の下地部分のカビなどを、塗料の性能によって、

抑えることが出来ます。最後の5つ目は、遮熱性や断熱性が高まるということです。使用する塗料の性能によって、

夏場に屋根表面から屋根裏や2階室内に伝わる熱を抑えることができ、室温の上昇を抑えることが出来ます。

また、冬になると室内から屋根表面への熱を伝えにくくすることが出来るため、室温の下降を防ぐことが出来ます。

よって、1年を通して快適な室温を保つことが出来るといえるでしょう。これらの5つが塗装によっての、

メリットとなります。次はデメリットについてお話させていただきます。

塗装においてのデメリットは2点ほどあります。まず1つ目は、塗装方法によっては、

雨漏れの原因となりうるということです。その理由は、素人の方などがよく失敗してしまう、

「塗りすぎ」が原因です。これは素人の方だけに限らず、激安業者や悪徳業者も手間を省くために、

「塗りすぎ」をすることがあります。この「塗りすぎ」によって毛細血管現象というものを引き起こしてしまいます。

この毛細血管現象と呼ばれるものは、簡単に説明すると、「すきま」のような狭い空間を、

重力や上下左右に関係なく液体が浸透していく現象のことを指しています。この液体を雨水に置き換えた時に、

雨水が屋根のすき間などに浸透していくということになります。よってこの毛細血管現象を引き起こしてしまう、

「塗りすぎ」には注意しなければならないのです。2つ目のデメリットは、すぐに剥がれるということです。

これは塗装前の高圧洗浄や錆落としの不足が原因となります。また、屋根材に適していない塗料や、

安い粗悪塗料を使用したりした際にはがれる場合もあります。塗装を行う際は、必ずスレートなら、

スレート用の塗料を使用し、金属屋根なら金属屋根用の塗料を使用するようにしましょう。この2点が、

塗装工事においてのデメリットといえるものです。

では次に屋根や外壁の塗り替え時期についてですが、これは次回の「塗装についてパートⅡ」で、

ご説明させていただきます。

 

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