フローリングの掃除 ~構造と知識~
フローリングは床材を継ぎ合わせた構造になっています。化粧板の表面は樹脂加工が施されていますが、時間とともに摩耗してツヤがなくなります。保護膜が十分でないと、水拭きの際に継ぎ目から水が侵入して化粧板がはがれたり、継ぎ目が広がったりする恐れがあります。
そのため、床用ニスやワックスを塗って新たに被膜を作るお手入れが必要です。床用ニスはワックスより強い被膜を作るので塗り替えも1~2年に1回でよく、水拭き、洗剤拭きができます。
対して、ワックスは4~6カ月に1度の塗り替えが必要ですが、樹脂系ワックスなら床用ニスよりも手軽に塗れます。
表面にUV塗装やセラミック加工が施されたフローリングは床用ニスが塗れないので樹脂系ワックスでのお手入れが良いです。