壁材の種類と特徴
天井、壁、床の仕上げ材のことを内装材といいます。内装材は部屋の印象を決めたり、少なからず居住性にも影響を与えたりします。
どんな壁材があるかご紹介いたします。
壁紙(クロス)
施工しやすくコストが低いです。特にビニルクロスは豊富な色・柄から選べて耐久性も高いので、多くの住宅で採用されています。自然素材の布や紙、和紙の壁紙は質感や温かみがあり、通気性がよいです。
塗り壁
漆喰や自然素材系塗り材、土壁などです。素材に質感があり、塗り方によって雰囲気が変わる表現力の高い壁材です。調湿効果や消臭効果にも期待できます。
塗料
最近はシンナーを使用しない水性塗料などが一般的です。好みに合わせて種類や色を選べ、曲面にも容易に対応でき、塗り替えも簡単です。
木材
羽目板や腰板と呼ばれる加工した木材を壁面に張りますヒノキやスギ、メープルなど、インテリアに合わせて多様な樹種から選べます。落ち着いた高級感のある仕上がりになります。
パネル
機能性を追求した壁材です。浴室用の調湿建材やキッチン用の不燃壁材があります。しかし、デザインの選択肢は少ないです。