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いぶし瓦について

いぶし瓦とは、瓦の種類の一つです。

現在、建築等で使わている瓦のほとんどは

愛知県三河の三州瓦、淡路島を中心とした淡路瓦、

そして島根県の石州瓦の三大産地で作られています。

私たちが目にする日本瓦は、大きく分けて燻化して作るいぶし瓦と

釉薬を使った陶器瓦に分類され、

淡路瓦と三州瓦が主にいぶし瓦を生産しています。

その中で淡路島は、いぶし瓦の生産量で全国一を誇っています。

製造方法としては陶器瓦と同様粘土瓦の一種です。

しかし陶器瓦と素材の粘土は基本的には同じなのですが色を出すため

焼成方法(焼き方)が違い粘土を瓦の形に

かたどったあと何もかけずに窯の中に入れて焼き、

そのあと”むし焼き”(燻化工程)にして

瓦の表面に炭素膜を形成させ瓦全体(裏も表も)が

渋い淡く輝く銀色をした瓦ができあがります。

割っても中まで銀色の瓦です。

なかでも色艶と色もちで群を抜いている淡路のいぶし瓦は、

まさに、日本瓦の代名詞と言っても過言ではないでしょう。

陶器瓦と同様に形は様々で、

J形(和瓦)、F形(平板瓦)、S形(洋瓦)等があり特にJ形が多く

本葺き瓦(J形の前身)も多く使われています。

古くからの日本建築の城や社寺などの屋根に多く使われ

いぶし瓦独特の深い味わいを醸しだしています。

安土桃山時代に織田信長が安土城を造らせた際に

中国から伝わったという説が最も有力らしいのですが、

その歴史は1400年以上と非常に古いものになります。

いぶし瓦は、表面の炭素膜が年月の経過と共に剥がれ落ち

変色していきます。

それにより屋根全体に色のムラが出るのも特徴です。

しかしそれといって、ほかの屋根材と比べて塗装などのメンテナンス不要で

下地の老化が起こらない限りいぶし瓦の寿命は40~50年は持つと言われています。

ただし、全く塗装しないというわけではありません。

瓦の耐久性を上げたいということであれば、粘土瓦専用の

塗料がちゃんと用意されています。

災害などで瓦が割れた場合でも一枚からの差し替えが可能です。

気になることがございましたらご相談ください。

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