雨樋の水漏れ ~経年劣化・継手が原因の場合~
経年劣化
通常、雨樋の寿命は20~25年です。それ以上経過していて、雨樋に穴が空いていたり、外れていたりして雨水漏れがあるようなら、経年劣化と考えていいでしょう。
応急処置としては、コーキングや塗装の方法もありますが、「焼け石に水」です。すぐに雨水漏れが発生してしまうので、業者による雨樋交換工事をお勧めします。
雨樋の継手が原因の場合
雨樋の継手が外れて雨水が流れ出ている場合は、接着不良や経年劣化が原因です。
1箇所、2箇所だけの接着不良なら、自分でも修理できるのでここではその方法をお伝えいたします。
まずは、雨樋から継手を取りはずしましょう。同じ型の継手が購入できるようなら新品を準備してください。もし購入できないようなら継手を掃除しましょう。特に雨樋との接着部分はホコリも拭き取りましょう。雨樋も継手との接着部分をきれいに清掃しましょう。
継手の接着面にしっかりと雨樋用接着剤を塗って、隙間なく雨樋と密着させましょう。これで作業完了です。
ただし、多数の継手からの雨水漏れであれば修理不良が原因なので修理した業者に再修理してもらうなどの方法もあります。