ふすまの張り替え2
1ふすま紙にノリをつける
ふすま紙は巻きグセがついています。
シワをつけないように、逆方向に巻いてクセを直しましょう。
あらかじめノリが塗られたふすま紙は、スポンジを使ってたっぷりの水を裏面に広げて含ませましょう。
ノリつきでないふすま紙は、専用のノリを水で溶いてハケで塗り広げましょう。
床が汚れないように、作業はビニールシートなどの上で行うようにしましょう。
2ふすま紙を張りつける
水が乾かないうちに、ふすま紙を板ぶすまの上にのせましょう。
模様がある場合は、位置や角度がズレないよう注意してください。
なでバケで中央から外に向かって空気を追い出しましょう。
この際、表面に多少の凸凹ができていても、紙が濡れて伸びてしまっているだけなのでそのままで大丈夫です。
ですが、明らかにシワができている場合は、いったんはがして張り直しましょう。
3フチを竹ベラで押さえる
竹ベラで枠に沿ってスジをつけてフチ部分を決めます。
紙がやぶれないように、やさしく作業しましょう。
角の部分は、ハサミで端から切り込みを入れておきましょう。
4余分な紙を切る
カット定規とカッターナイフを使って、余分な紙を切りましょう。
刃を枠に当てるようにして切り進めましょう。
常に切れ味を保ち、刃を寝かせて切ると上手に切れます。
た紙を取り除き、枠に張ったマスキングテープをはがしましょう。
5引き手を取りつける
指でさわって引き手の位置を確かめたら、カッターナイフで十字に切り込みを入れましょう。
はずした引き手をはめ込み、上下2カ所に金槌で細クギを打ち込んで固定しましょう。
引き手専用クギ締めがあると、引き手をキズつけずに作業が行えます。
以上でふすまの張り替え作業完了です。